
児童養護施設で暮らす子どもたちを描いた日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」について、全国児童養護施設協議会は20日、「施設の子どもたちへの偏見を招く」として同局に抗議文を郵送した。放送は15日に始まっており、藤野興一会長は「次回以降を適切な内容にしてほしい」と話している。
ドラマでは、施設長が子どもたちに「お前たちはペットショップの犬と同じだ」と言ったり、子どもに平手打ちしたりする場面があった。抗議文はこうした内容について「フィクションとはいえ子どもたちを傷つけ、地域社会の偏見や誤解につながる」とし、施設の実情を踏まえた内容にするよう求めている。
藤野会長は朝日新聞の電話取材に対し、「子どもが学校で、施設はドラマのような場所なのかと根掘り葉掘り聞かれ、しんどくなる例が実際に出ている。子どもたちが傷つかない内容にしてほしい」と話した。
ドラマをめぐっては、親が育てられない子どもを受け入れる赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営する慈恵病院(熊本市)も抗議している。
朝日新聞デジタルより引用
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面白いドラマだと思っていたが、見方をかえると、問題ありかもな!?